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9月19日(木曜日)9時30分から、厚別西公園(厚別区厚別西3条3丁目)で令和6年度厚別区防災訓練が開催された。
これは、9月1日の「防災の日」に合わせて厚別区役所が企画し、住民の防災意識の向上、防災関係機関と区民の連携の強化を目的として実施しているもの。
今年は厚別西地区で行われ、同地区を中心とした地域住民約85人、厚別通小学校と厚別西小学校の児童約80人が訓練に参加した。
参加者はグループに分かれて、厚別消防署、厚別消防団の指導を受けながら、水消火器を使用した初期消火訓練や、AED(自動体外式除細動器)を使用した心肺蘇生訓練などを実施した。
また、会場では北海道開発局による浸水体験装置の体験が今回初めて行われた他、警察車両や自衛隊車両、関係企業による電気自動車の展示、札幌市赤十字奉仕団厚別分団による非常食の炊き出しなども行われた。
厚別西地区から訓練に参加した男性は「とても良い体験ができました。特にAEDの訓練は勉強になりました。またこうした訓練があれば参加したいです」と話していた。
最後に、厚別区災害対策本部長の前田明寿(まえだ・あきとし)厚別区長が「皆さまのご協力により、訓練を実施することができました。これからも災害に備え、地域や関係機関が力を合わせて安全・安心を守るために取り組んでいきましょう」と話した。
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