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3月13日、厚別区民センター(厚別区厚別中央1条5丁目)で、各町内会などにおける防災の中心役である防災リーダーに、防災に関する知識を身につけてもらい、各地域にフィードバックしてもらうことを目的とした、令和5年度厚別区防災リーダー研修が開催された。
10時から行われたこの研修は厚別区の主催で、区内の町内会・自治会の防災担当者ら44人が参加。防災に関する学科研修と実技研修が行われた。
学科研修では、札幌管区気象台地震火山課の長谷川洋平(はせがわ・ようへい)地震津波防災官が、地震や津波が発生する仕組みに加え、気象庁が発表する情報の利活用方法の紹介や、命を守るための心構えや行動などについて講演した。普段聞く機会の少ない情報発信側からの興味深い話に参加者は聞き入っていた。
実技研修では、厚別消防署の職員や厚別消防団員が、自動体外式除細動器(AED)や防災資器材の取り扱い、ロープ結索などの指導を行い、参加者は、本番さながらの真剣さで練習を行っていた。
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