更新日：2023年11月22日

令和5年11月22日号　共に学んだ仲間たちと～令和5年度厚別区高齢者教室「瑞穂大学」卒業式

11月21日10時から、厚別区民センター(厚別区厚別中央1条5丁目)の区民ホールで、令和5年度厚別区高齢者教室「瑞穂大学」の卒業式が行われた。

同大学は、65歳以上の方を対象に、学習や仲間づくりを通して、心豊かな生活を送ってもらうことや、社会参加の意欲をもってもらうことを目的に、厚別区が平成2年から開校しているもの。

新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、昨年度はオンライン形式での実施であったが、本年は4年ぶりに対面での授業を再開。受講生の34人は、今年7月に入学してから全20回の講座で、厚別区の歴史や裁判員制度など、さまざまな分野について学んできた。

卒業式では、学長の前田明寿(まえだ・あきとし)厚別区長が、出席した33名の卒業生一人一人に卒業証書を授与。前田区長が「厚別区がいつまでも活気にあふれ、魅力あるまちとして輝いていくためには、卒業生の皆さんのような方々に力を貸していただくことが必要です。瑞穂大学で学んだことを生かしながら、まちづくり活動に参加していただければと思います」と祝辞を述べると、卒業生を代表して厚谷隆夫（あつや・たかお）さんが「瑞穂大学で学んだことを生かして、まちづくり活動にも積極的に参加するとともに、これからの人生を健康で目標を持った生きがいのあるものとして過ごして参ります」と答辞を述べていた。