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9月22日(金曜日)13時から、厚別歴史散歩「軽工業団地編」が開催され、厚別区の歴史に興味がある区民ら13人が参加した。
これは、厚別区内の歴史ある建物やその跡地を巡ることで、地域に愛着を持ってもらうとともに、地域住民同士のつながりをつくってもらおうと、あつべつ区民協議会の「厚別歴史写真パネル展実行委員会」が主催。令和2~4年度は新型コロナウイルス感染症の影響により中止していたが、今年は4年ぶりに開催され、今回で4回目となる。
この日は、同実行委員会の杉浦正人(すぎうら・まさと)さんが案内人となり、厚別東地区にある厚別地区軽工業団地の約1.5キロメートルのコースを散策。杉浦さんが統計データや航空写真、過去の資料を示しながら、同地区のなりたちを解説すると参加者たちは感心した様子で聞き入っていた。
また、同地区内の新札幌乳業株式会社、株式会社川西グレイスフーズの企業見学も併せて行われ、各社の商品が製造される様子を見学したほか、担当者から商品には身近な地域で生産された原材料を使っていることや、工場の建設には厚別の歴史や地下水がとてもおいしいことなどが大いに関連していることが説明された。
参加した女性は「身近な場所に、厚別にちなんだ魅力的な商品を製造する会社があることを初めて知りました。今度スーパーマーケットで商品を見つけたら、ぜひ買ってみて、周りの人たちにも伝えたいです。」と笑顔で話していた。
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