令和3年11月稲穂金山地区青少年育成委員会が札幌市から防犯功労者表彰を受賞しました。

11月8日（月曜日）、稲穂金山地区青少年育成委員会（以下「育成委員会」という。）が札幌市の防犯功労者表彰を受賞し、市長から賞状が授与されました。

これは、札幌市の安全で安心なまちづくり条例に基づき、長年にわたり防犯思想の普及をはじめとした活動に尽力し、他の模範となるような先駆的かつ効果的な活動を行っている団体に与えられるものです。

育成委員会の主な活動としましては、平成14年頃以降、5月から9月までの月1回を基本に、稲穂地区と金山地区の駅や公園などを中心に、育成委員会の名称入りベストを着用して地域巡回を行っています。

また、不審者に襲われそうになったとき、子どもたちにすぐに駆け込むことができる「子ども110番の家」を知ってもらうため、平成17年頃から稲穂金山活性化推進委員会がスタンプラリー事業を行っていますが、こうした取組にも積極的に関わっております。

さらに、平成20年頃からは、小学校と連携して、手稲西小の4年生に対して、総合学習の時間の中で地域安全マップづくりに取り組んでおり、不審者が出没しやすい危険な場所の見つけ方などをアドバイスするとともに、登下校時の安全は、地域のさまざまな人の見守りによって支えられていることを伝えるなど、心の教育の場ともなっています。

こうした取組もあって、地区内では最近、不審者の出没や駅周辺の落書きなどがほとんどなくなるなど、効果が表れてきており、このことが受賞要因の一つとなっています。

稲穂金山地区青少年育成委員会の皆さん、おめでとうございます。これからも子どもたちと地域の安全のためによろしくお願いします。