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▲稲穂小学校避難場所運営研修
この日の研修では、まず札幌市危機管理対策室の職員から札幌市の防災体制と避難所の開設、運営の基本的な説明を受けてから、学校内の設備を確認しました。避難の際に利用する入口に設置されている暗証番号キーボックス、校内の受水槽、備蓄物資の置き場所などを確認し、職員室では防災行政無線の取扱方法を聞き、試験通信を体験しました。
また校内見学後には、グループに分かれて避難所運営ゲーム(HUG)を行いました。HUGでは、札幌市防災協会職員が進行役となり、カードに書かれた避難者の情報を確認して、体育館の見取図にカードを配置していきました。体育館の室内温度は2℃、電気、ガス、水道はすべて使用不可という想定条件で、防災協会の職員から「真冬の寒い時期に大きな地震が発生し、ブラックアウトが起こった状況を想定してください。避難所を運営する際は、避難してきた方の色々な事情を考慮する必要があります」と説明をうけ、参加者は妊娠している女性、幼い子どもを連れた家族連れなど、カードに書かれた避難者の個々の状況にあわせて避難スペースを決めていきました。
最後に、札幌市防災協会の職員から「災害時はまず『自助』、そしてご近所同士の『共助』が大変重要です。本日の説明と校内見学、HUG体験をふまえ、ご自身、ご近所でできる災害対策を改めて考えてみてください」と話しがありました。
▲防災行政無線で試験通信
▲避難所運営ゲーム(HUG)
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