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更新日:2024年1月31日

中学校の今と未来

私の将来の夢は、中学校の先生になることです。なぜなら、私には憧れの先生がいて、いつかその人のようになりたいと志すようになったから、そして教師としての仕事のやりがいを感じてみたいからです。

教職は、よくブラックだと言われています。残業が多いにも関わらず、残業代が出ないこと、通常業務以外の対応が多すぎること、教師の50パーセント以上が過労死ラインをこえていることなどが、理由に挙げられます。

この現状を見て、教育委員会は働き方改革をしようと考えました。例えば、学校行事を減らすことです。行事を一つ行うためにも、遅い時間まで多くの試行錯誤をする先生はたくさんいます。それを見計らい教育委員会はそのような結論に至ったのだと思います。ですが、それは本当に正しい働き方改革なのでしょうか。これだと遅くまで頑張って働いている先生方が否定されているように感じられます。教師が働きやすい環境にするのが本当の働き方改革なのではないでしょうか。このままだと課題は解決しますが、本当に働きやすい環境にはならないと思います。それに加えて行事が減らされると生徒が成長できる場も限られてしまいます。学校行事となると、先生だけでなく、生徒も準備をする機会があります。その過程で経験することや、実際に行事に参加することで得られるものがあります。だからこそ、行事一つ、なくすわけにはいきません。生徒と行事、お互いのメリットを考え、両立していく必要があると思います。

今の話だけを聞くと、デメリットが目立ってしまいますが、私の周りの先生方は働いていて楽しそうです。仕事が多い分、やりがいを感じられるのだと思います。また、中学校は義務教育のため誰もが通る道です。それを別の視点から見ることができる、教師でなければ味わえない、魅力があるのだと思います。他には、生徒の成長を身近で感じられること、日々の学校生活を通し、成長している姿を見られることを魅力に感じている先生は多くいると思います。

私のあこがれの先生は、毎日のように遅くまで仕事をしています。ですが、その先生は私たちに寄り添ってくれて、私たちを成長させてくれます。どんなにブラックでも、どんなに過酷な状況だとしても生徒を成長させるために働く。そんな先生に私はなりたいです。だからこそ感じられる教師の魅力、やりがいがあると思います。私が教師になるときには、今よりも働き方改革が進み、働く時間の制限は今より厳しくなっているかもしれません。ですが、そんな中でも私は全力で頑張りたいです。

私の周りにいる先生方はたくさんの夢や希望を与えてくださいました。私も同じように夢や希望を与えられるような教師になりたいです。そんな中で、一人でも「学校が楽しい。」と思ってくれる生徒が増えればいいなと思います。

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