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更新された西野第三町内会の掲示板 |
満面の笑みで掲示板の更新作業を行う西野第三町内会の太田会長 楽しそうです |
更新作業中の太田会長と佐伯副会長 |
町内会の情報発信手段と言えば、従来からの回覧板に加え、最近ではホームページやTwitter(ツイッター)、LINE(ライン)といったインターネット環境を利用した手法を取り入れるところが増えてきています。
そんな中、西野第三町内会では、充実したホームページを運用する一方で、アナログの掲示板も積極的に活用しています。
というのも、同町内会の地域はバスの終点となる中洲橋の周辺。多くの住民が集まるバスの折り返し所付近に掲示板を立てて、地域特性を生かした情報発信を行っているのです。
この秋には、町内会長と副会長が自ら汗を流して掲示板の更新作業を行い、ピカピカの掲示板がバスの利用者を出迎えるようになりました。
また、現在、掲示板には「アンシンジャー」なる謎の戦隊ヒーローのポスターも掲出されています。
実はこのポスター、町内会役員や民生委員と、地域包括支援センターや介護予防センターなどの介護・福祉関係機関の職員が共に知恵を出し合って生まれたものなのです。
以前は、楽しい行事が目白押しだった西野第三町内会ですが、コロナ禍で住民同士の交流機会が減少。この地域からは介護に関する相談なども少なく、高齢者の状況が把握できないことを心配した介護予防センター職員の発案で、町内会役員や民生委員、関係機関等による情報交換会議が行われました。
その結果、介護・福祉に携わる関係機関が住民に知られていないこと、関係機関がいろいろあって分かりづらいこと、などの課題が浮かび上がり、まず手始めとして、これらの関係機関を一つのチームとして理解していただくために、分かり易い情報発信に挑戦することとなりました。
会議で出されたアイデアをポスターとして具体化するにあたり、西野まちづくりセンターも協力いたしましたが、町内会役員をはじめとした皆様の熱意が実り、関係機関が気軽に相談できる存在として地域住民に親しまれるようになることを期待しています。
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