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本市の除排雪を取り巻く環境は、除雪従事者の不足や除雪機械、ダンプトラックの確保の困難化など
一層厳しさを増しており、さらに少子高齢化の進展により除雪に係る地域の負担感が増加するなど、
地域の除雪において新たな課題も浮き彫りになってきています。
これらの課題の解決に向けては、行政の力だけでは限界があり、これまで以上に地域力を活かした
雪対策を進める必要があることから、学校や企業を含めた地域と行政の連携により、地域の実情に
沿った各種取組を展開する「冬みち地域連携事業」を実施しています。
生活道路等の冬期環境の向上を目的として、町内会や学校・企業で実施する地域ボランティア活動に対し、除雪用具等の無償貸出しを行っています。支援を希望される方は土木センターまでお問合せください。
<除雪ボランティア活動の様子> <除雪用具を無償貸与>
町内会・除雪業者・西区で情報を共有し、協力して地域の雪対策に取り組むため、三者合同で意見交換会を行ってます。
<意見交換会の様子>
公園に雪を入れることは原則禁止ですが、町内会と市がルールを決めた覚書を結んだ場合には、地域の雪置き場として利用できます。雪入れは家庭用の除雪用具等で行い、春先の雪割りや清掃を地域で行うこととしています。
<冬季の公園利用>
将来のまちづくりを担う子どもたちが、札幌の雪対策や冬の暮らしに関心を持ち、除雪に対する意識が浸透するよう、区内の小学校に出向き、雪対策に関する授業や除雪機械見学などを行っています。
<雪体験授業の様子> <除雪機械試乗体験>
凍結路面の危険箇所には、状況を見て本市が砂箱の設置を検討しますが、町内会が砂を保管する地区もあります。地域の皆さんが携帯用砂入りペットボトルを作成し、自ら散布する活動が行われています。
コンビニエンスストア、銀行、信用金庫、商店街等による店舗前、横断歩道、歩道への砂まき活動も行われています。雪解け後には、歩道の清掃(砂を車道の縁に集める作業)も行っていただいています。
砂箱は、本市や北海道開発局が設置しているほか、企業や団体等から歩行者用砂箱を寄贈されています。砂箱には、寄贈していただいた企業の社名等を5年間表示します。また、設置・撤去と夏場の保管にもご協力いただいています。
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