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安心して飲むことのできる衛生的な水を供給するために、水質試験はかかせません。水質管理センターでは、水源から蛇口までの水質を、最新の機器や手法で理化学的、細菌学的、生物学的試験などにより、毎日、厳重に検査しています。さらに、大切な水源を守るために河川流域の巡回パトロールを行っています。
水質管理センター
水質試験室
水質試験室
水質試験室
水源パトロール
水源パトロール
誘導結合プラズマ質量分析装置
水道水や河川水中のカドミウム、鉛、ヒ素、亜鉛等の微量金属物質を一斉分析できます。
ガスクロマトグラフ質量分析計
河川の水や水道水に、農薬などが含まれていないか、また、トリハロメタンなどの数値を調べるものです。いろいろな成分の数値を一斉に10億分の1から1兆分の1の低濃度レベルまで正確に測れます。
液体クロマトグラフ質量分析計
河川の水や水道水に、農薬などが含まれていないか、また、ハロ酢酸などの数値を調べるものです。いろいろな成分の数値を一斉に10億分の1から1兆分の1の低濃度レベルまで正確に測れます。
イオンクロマトグラフ
河川の水や水道水中の、イオン性の物質の数値を調べるものです。
全有機体炭素計
河川の水や水道水中の、有機性水質汚濁の指標となるTOCの数値を調べるものです。
オーダーモニター装置
水を温めると、水に溶けている物質のにおいが強くなる性質を利用し、においの程度で水質を検査します。日本では、札幌市が全国に先駆けて採用しました。
バイオアッセイ装置
水質の変化に敏感な魚を使い、魚の動きが変わることによって水質の変化をとらえる方法です。札幌市では5つの浄水場全てに設置しています。
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