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2025年12月5日
12月5日(金曜日)、白石区複合庁舎(白石区南郷通1丁目南)で、「挑戦!はじめてのおせち料理!」が開催され、抽選で選ばれた区民16人が参加しました。
これは、白石区食生活改善推進員協議会(成田菜緒子会長)と白石区が協力して進める食育事業の一環として行われたもので、ユネスコの無形文化遺産に指定された「日本の伝統的な食文化」のひとつであるおせち料理の調理実習を通して、「食」の大切さを楽しく学んでもらうことを目的として開催されました。
この日は、同会の成田会長から、田作りやだて巻きなどのおせち料理の作り方やニンジンなどの飾り切り、カブを格子状に切る「菊花かぶ」と呼ばれる飾り切りの技法についてや、食材のおいしさを引き出す調理法などを実演を交えた説明があり、参加者は一言も聞き逃すまいと、筆記具を走らせながら、熱心にその説明を聴いていました。
その後、同会の推進員が補助に付いて、「ぶりの照り焼き」「くるみ入り田作り」「りんごきんとん」の3品の調理実習が開始されました。付け合わせのニンジンやカブの飾り切りにも挑戦し、参加者は「手際がいいですね。普段料理をされているのですか?」「ちょうどいい焼き加減だね」などと話しながら、新しい年への願いと歓びを込めて一品一品丁寧に、おせち料理づくりを心から楽しんでいました。
調理終了後の試食会では、調理実習で作った3品に加え、推進員が事前に用意していた紅白なますなどが美しく盛り付けられたおせち料理を味わいながら、「普段は食べないが、伊達巻がすごくおいしかった」「受講して大変勉強になった。いつもおせちを買っていたが、これをきっかけに作ってみたくなった。」などと笑顔で話していました。
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