地域での連帯感を胸に～第50期白石区寿大学卒業式

11月11日（火曜日）10時30分から、白石区複合庁舎5階区民センター（白石区南郷通1丁目南）で、白石区寿大学（学長：長谷川豊白石区長）の卒業式が行われ、65歳から85歳までの37人（男性6人、女性31人）に卒業証書が授与されました。
同大学は、白石区が昭和49年（1974年）から開催している高齢者向けの生涯学習教室で、趣味や仲間を見つけ、より生き生きとした生活を送ってもらうことを目的に実施しています。
参加者は7月29日に入学して以来、白石区の歴史に関する講義、詩吟やボッチャ、特殊詐欺被害防止講座、調理実習のほか裁判員制度に関する講義や模擬裁判体験など、約3か月半の期間で全12回の講義を受け、幅広い分野の知識を積極的に身に付けてきました。
卒業式では長谷川学長から「寿大学で得た知識を、地域でのさまざまな活動に繋げていただくことを期待し、向学心と若さをいつまでも持ち続け、ますますご活躍されますよう祈念申し上げます」とのお祝いのあいさつがありました。
その後、卒業生を代表し、佐藤律子（さとうりつこ）さんが「寿大学での経験やご縁を基盤として親睦を深め、地域社会の発展のために努力していきたいと思います」と今後の活動に対する決意を述べました。最後に、卒業生全員で「寿大学の歌」を斉唱し、仲間との時間を笑顔で振り返りながら、学習で得た知識や能力を地域での活動に連帯して取り組む決意を新たにしていました。