ここから本文です。
2025年10月11日
10月11日(土曜日)13時から、白石区民センター(白石区南郷通1丁目南)で、「白石区中学生の主張発表会」が開催され、区内の中学生らが熱弁を振るいました。
これは、自ら考え表現する力を養ってもらおうと、白石区ふるさと会(武藤征一会長)と白石区が開催しているもので、現在の宮城県白石市に住んでいた人々が白石区に移住して100周年となった昭和45年(1970年)に始まり、今回が56回目となります。発表会には、宮城県白石市と白石区と歴史的つながりの深い登別市の弁論大会で優秀な成績を収めた中学生4人が特別発表者として招かれました。
発表会では、まず特別発表者の生徒4人が発表。続いて、区内の中学校8校からの代表生徒16人(2年生8人、3年生8人)が発表しました。さまざまなテーマで自身の思いを真剣に発表する生徒たちに、会場からは惜しみない拍手が送られていました。
2年生の部で最優秀賞を受賞した北白石中の柏民柚季さんは「一人の私、集団の私」と題して、集団が苦手だった自分が、生徒会役員としての体験を通じて、集団は「不自由で辛いもの」という考えを改め、自分の意見を伝える勇気を得て、集団は「自分を磨く場」だと気づき、成長できたという自身の経験について、落ち着いた様子で堂々と発表しました。
3年生の部で最優秀賞を受賞した北都中の柴田ななみさんは「未来をつなぐ『やさしさの手』」と題して、豊かな自然や優しい人々と触れ合うことで、白石区の魅力を感じ、これらの美しい自然と温かい人々との関わりこそが未来へつながる大切な財産であること、それらを守り、白石区を誇りに思いながら次の世代に伝えていくことを誓うと表情豊かに力強く発表しました。
今回の発表会で優秀な成績を収めた3年生の2人は、白石区ふるさと会の交流事業の一環として11月下旬に白石市を訪問し、白石市の中学生と交流する予定です。
今回の受賞弁論は以下のとおりです。
「中学2年生の部」
最優秀賞:柏民柚季さん(北白石中)「一人の私、集団の私」、優秀賞:守山明花さん(柏丘中)「自分の言葉で自分を信じる」、審査委員特別賞:谷津花純さん(白石中)「『生きにくさ』を減らすために」
「中学3年生の部」
最優秀賞:柴田ななみさん(北都中)「未来をつなぐ『やさしさの手』」、優秀賞:佐藤美優さん(北白石中)「全ての自分を」、審査委員特別賞:星加詩歩さん(東白石中)「人生を浪費する」
このページについてのお問い合わせ
Copyright © City of Sapporo All rights Reserved.