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2025年7月1日
7月1日(火曜日)14時から白石区民センター(白石区南郷通1丁目南)で、「第75回社会を明るくする運動第50回白石区民大会」が開かれ、114人が参加しました。
「社会を明るくする運動」は、すべての国民が犯罪・非行の防止と過ちを犯した人たちの更生について理解を深め、力を合わせて犯罪や非行のない明るい社会を築こうとする運動で、法務省の主唱で昭和26年に始まり、全国的に展開しています。
この大会は、社会を明るくする運動白石区推進委員会(中島正晴推進委員長)と白石区(長谷川豊白石区長)が協力して開催しているもので、始めに、中島推進委員長が「この大会を、更生保護活動について考えるきっかけとしていただきたい。地域で犯罪や非行から立ち直ろうとする人がいたら、温かく見守ってほしい。」とあいさつをしました。
続いて、札幌市スクールカウンセラーの滝川秀子さんが「相談室から見えること~思春期の子どもたちを支えるために~」と題した講演を行いました。滝川さんの「子ども達は、大人から大切にされた経験があると、他者を大切にできる思いやりを持った子に育ちます。家族や先生、地域の方々など、大人が力を合わせて子どもたちを支えてあげることが大切です」という話に、参加者は真剣な表情で耳を傾けていました。
その後、ヴァイオリン奏者の小林佳奈さんとクラシックギター奏者の佐藤洋美さんによるミニコンサートが行われ、「愛の挨拶」や「G線上のアリア」など、アンコール含め7曲が披露されました。
最後に、相馬毅副推進委員長が「『犯罪や非行に陥らないよう地域で支えよう』を目標とし、犯罪・非行のない明るく住みよい白石区にすることを誓います」と宣言文を読み上げると、会場からは大きな拍手が送られました。
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