白石区が誇る一大イベント～第50回白石区ふるさとまつり

6月14日（土曜日）、札幌コンベンションセンター（白石区東札幌6条1丁目）を会場とした「第50回白石区ふるさとまつり」が開催され、約17,000人の来場者でにぎわいました。
これは、白石区ふるさと会（武藤征一会長）が主催し、札幌市子ども会育成連合会白石区支部、白石区飲料店組合連合会、白石区民センター運営委員会、白石区が共催する区内最大の祭りです。大ホールでのステージイベントが開催されたほか、屋内外の展示スペースでは白石区と歴史的に縁の深い宮城県白石市や登別市の物産市を含む37の出店などが集まりました。
開会式では、秋元克広札幌市長とともに小笠原春一登別市長、山田裕一宮城県白石市長、伊藤条一北海道議会議員から祝辞があり、祭りの開催を祝いました。
大ホールでは白石の郷土芸能である札幌本陣つぐみ太鼓や白石音頭が披露されたほか、例年大人気のビンゴ大会は、用意していたビンゴカード2,000枚が完売するなど、会場は熱気に包まれていました。また、50回目の記念企画として、会場内に掲示したキーワードを集めて記念品と交換できる「キーワードラリー」が開催され、ステージ上では登別市の伝統芸能「熊舞」が披露されると、会場は大いに盛り上がりました。
屋内外の展示スペースでは、町内会や子ども会などがくじやストラックアウトなど楽しめる屋台や、やきとりやフライドポテトなど飲食の屋台が多く出店しており、長い列を成していました。
同会場隣の「さっぽろ大地公園」では、白石城主・片倉家中の砲術などを伝承する宮城県白石市と白石区の「片倉鉄砲隊」が、甲冑（かっちゅう）武者姿で火縄銃の発砲演武を行い、その勇ましい姿に会場からは大きな歓声と拍手が沸き上がりました。
また、札幌市子ども会育成連合会白石区支部が中心となって開催する「子ども遊芽（ゆめ）カーニバル」が中ホールで同時開催され、工作などのコーナーやステージ発表などが行われ、会場には子どもたちの楽しげな笑い声が響いていました。