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2024年7月31日
7月31日(水曜日)、白石保健センター(白石区南郷通1丁目南)で、夏休み親子料理教室が開かれ、82組の中から抽選で選ばれた10組23人の親子が参加しました。
これは、食育講話と調理実習を通して「食」の大切さを親子で楽しく学んでもらおうと、白石区食生活改善推進協議会(成田菜緒子会長)と白石区が共催したものです。当日は白石区内の小中学校に勤務する栄養教諭・栄養士もスタッフとして多数参加しました。この日は最初に、北都小学校の横山希菜栄養士から、札幌市内でもさまざまな種類の野菜が作られていることや野菜を食べることの大切さについて、クイズを交えて分かりやすく説明が行われました。
その後、参加者は4つのグループに分かれて調理を開始。この日のメニューは、清田区生まれのホウレンソウ「ポーラスター」を使った「ほうれんそうピラフ」、「鶏肉のハーブ焼き」、「にんじんのローズクッキー」の三品でした。ほうれんそうピラフと鶏肉のハーブ焼きについては学校給食の人気メニューを元に栄養教諭・栄養士白石ブロック(三谷純子ブロック長)が提供したもので、にんじんのローズクッキーは白石区のバラをイメージして、白石区の食生活改善推進員が新たに考案したものです。初めは緊張した面持ちだった子どもたちも調理が進むにつれ笑顔が増え、スタッフや保護者からのアドバイスを受けながら、一生懸命調理に取り組んでいました。にんじんのローズクッキーがオーブンから出されると、「いい匂い!」、「美味しそうに焼けたね」などと歓声が上がっていました。
完成した料理は、参加者全員で試食。キレイに盛り付けられた料理を堪能しました。母親と参加した女の子は「野菜をたくさん切ることができて楽しかった。家でもやってみようかな」と満足そうに話していました。
成田会長は「『学校でいつも食べている給食メニューを、実際に自分たちで作ってみよう!』という調理実習に、今年度は親子で協力してクッキーを作るチャレンジを加えました。お子さんの手をとって、やさしく声掛けしながら作業を手伝う保護者の皆さまの姿が印象的でした。これを機会に、食を通して親子のコミュニケーションを更に増やし、ご家庭での食育に役立てていただければ幸いです」と話しました。
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