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2024年7月27日
7月27日(土曜日)14時から、白石区民センター(白石区南郷通1丁目南)で、第42回白石区ふれあいバラコンサートが行われ、326人が会場を訪れました。
このコンサートは、白石区民コンサート実行委員会(中嶋亮子会長)と白石区が共同で開催したもので、幼児や障がいのある方、高齢者など、さまざまな人に音楽に親しみ楽しんでもらおうと、平成6年(1994年)から行われています。今回は札幌唯一のオペラ団体である「NPO法人札幌室内歌劇場」が出演しました。
コンサート第1部では「パプリカ」や「幸せなら手をたたこう」、「小さな世界」など、誰もが一度は聞いたことのある曲が披露され、観客も一緒に踊りや手話で参加するなど会場が一体となって盛り上がっていました。オペラを聞いてみようのコーナーでは「今の歌声は」や「パパパの二重唱」が披露され、迫力のある歌声に観客は聞き入っていました。
第2部の珍しい楽器紹介のコーナーでは鳥の鳴き声がするスライドホイッスルや三板(サンバ)という三枚の板を指に挟んで鳴らす沖縄の楽器などが披露され、観客は興味深そうに聞いていました。その後の映像と音楽による読み聞かせコーナーでは「はらぺこあおむし」を披露。あおむしが蝶々に成長したタイミングで観客の上を蝶々が描かれた布が通り抜けると、観客からは大きな歓声があがりました。最後に披露された「たなばたさま」では曲の途中で子どもたちのお願いを聞く場面があり、子どもたちは「足が速くなりますように」、「プリンセスになれますように」などのお願いごとをしていました。
演奏後は大きな拍手が送られ、観覧した女性は「とても楽しかったです。子どもと一緒に参加できたのが良かったです」と笑顔で話していました。
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