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2024年7月5日
7月5日(金曜日)、白石中学校(白石区本郷通6丁目南、小関高宏校長)で、ジュニア防火・防災スクールが開かれ、2年生164人が参加しました。これは、実践型の体験教育を通じ「自らの生きる力」「支援できる力」を高め、地域における防火・防災の担い手としての意識を高めてもらうことを目的に、白石消防署が行ったもので、東日本大震災後、各中学校を対象に毎年実施しています。
この日は、消火器の取り扱い方や災害などで負傷者が出た際に安全に搬送するための方法について、消防署員が説明。負傷者を搬送する時は、自分の家族など大切な人を運ぶつもりで、優しく行うようにとアドバイスがありました。
その後、生徒は2グループに分かれ、2種類の搬送法を順番に実践。「徒手搬送体験」では、搬送に関する道具が一切ない状況での搬送法を、「応急担架搬送体験」では毛布や物干し竿などの道具を活用した搬送法を実践しました。生徒は、署員から「持ち上げるときは頭からゆっくりと」「2人で運ぶときはしっかり声を掛け合って」などのアドバイスを受けながら、積極的に取り組んでいました。
授業の最後には、署員が「災害はいつ、どこで起こるか分からない。災害時に自分の大切な家族や友だちを助けることができるよう、今日伝えたことを覚えておいてほしい」とあいさつ。代表生徒からは「消火器の使い方など、大切な知識を教えていただき、ありがとうございました。非常時に生かせるようにします」と感謝の言葉が贈られました。
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