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2023年11月2日
11月2日(木曜日)に柏丘中学校(白石区平和通8丁目北、金子理校長)の2年生約200名が、地元の企業や商店などで就労体験を行いました。
これは、働くことの大切さや楽しさ、ふるさと白石の良さを知ってもらおうと「白石区ふるさと会」(武藤征一会長)と白石区、区内小・中学校が協力して、平成13年度から実施している「白石でっち奉公」の一環です。福祉施設や飲食店などの事業所が生徒を受け入れています。
受け入れ先の「大岡産業(株)札幌ゴルフセンター」(平和通2丁目北3-55)では、同校の生徒1名がボール拾いや伝票チェック、レジ打ちなどの接客も行いました。わからないことは積極的に聞くなど、受け入れ先の方ともコミュニケーションを取りながら実施していました。就労体験を行った生徒は、「レジは慣れないので難しいが、接客は楽しい」と話していました。
「(有)北海化成工業所」(平和通11丁目北)では、同校の生徒3人が、工場内にある機械や、商品の説明を受けました。その後、実際に販売している雪かき用スコップの組み立てからシール貼りまでの作業や、超音波溶着機という素材を溶融し結合させる機械の使用、高温の機械を使用した樹脂板の折り曲げを体験しました。就労体験を行った生徒は「組み立て作業など体験してみて、とても楽しかった。工場ではこんな仕事をしているんだということを知ることができてよかった」と感想を伝えていました。
今年度の「白石でっち奉公」は、11月22日までの間に区内の9つの小・中学校で1,374人の児童・生徒が参加する予定です。また、今年度の事業の様子については「令和5年度でっち奉公奮闘記」としてまとめ、令和6年3月頃までに区ホームページに掲載する予定となっています。
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