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2023年8月18日
8月18日、白石保健センター(白石区南郷通1丁目南)で、夏休み親子料理教室が開かれ、49組の中から抽選で選ばれた10組24人の親子が参加しました。
これは、食育講話と調理実習を通して「食」の大切さを親子で楽しく学んでもらおうと、白石区食生活改善推進協議会(成田菜緒子会長)と白石区が共催したもの。レシピは学校給食の人気メニューを元に栄養教諭・栄養士白石ブロック(三谷純子ブロック長)が提供し、当日も白石区内の小中学校に勤務する栄養教諭がスタッフとして多数参加しました。
この日は最初に、東川下小学校の三谷純子栄養教諭から、札幌市内でもさまざまな種類の野菜が作られていることや野菜を食べることの大切さについて、クイズを交えて分かりやすく説明されました。
その後、参加者は4つのグループに分かれて調理を開始しました。この日のメニューは、清田区生まれのホウレンソウ「ポーラスター」を使った「ほうれんそうピラフ」、「鶏肉のハーブ焼き」、「フルーツ白玉」の三品。初めは緊張した面持ちだった子どもたちも調理が進むにつれ笑顔が増え、スタッフや保護者からのアドバイスを受けながら、一生懸命調理に取り組んでいました。
キツネ色に焼けた鶏肉のハーブ焼きがオーブンから出されると、「いい匂い!」、「早く食べたいね」などと歓声が上がっていました。完成した料理は、参加者全員で試食。キレイに盛り付けられた料理を堪能しました。母親と参加した女の子は「おいしくできてよかったです。白玉を丸めるのが一番楽しかったです」と満足そうに話していました。
成田会長は「『子供たちが慣れ親しんだ給食メニューを、実際に自分たちで作ってみよう!』ということで、みなさんとても積極的に作業されていました。特に印象的だったのは、グループ内で声を掛け合い協力し合う姿です。普段とは違う場所で初めて出会った人たちと体験をしたことを、学校やご家庭でも役立てていただければ幸いです」と話しました。
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