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ホーム > まちづくり・地域の活動 > 屯田まちづくりセンター > 屯田地区における災害への備え~避難所運営研修と地域防災訓練~

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更新日:2022年1月26日

屯田地区における災害への備え~避難所運営研修と地域防災訓練~

防災訓練の様子

福祉施設と屯田北自治会の合同防災訓練。このたび札幌市防災表彰の受賞が決定(写真は平成30年12月)

平成309月の北海道胆振東部地震では、札幌市内も最大震度6弱の揺れと大規模停電に見舞われました。災害発生直後、隣近所や町内会では、高齢者や障がいのある方の安否確認や避難所への誘導に尽力されたところもありました。私たちの身近でも大災害は起こりうること、そして、地域の支え合いが大切であることを改めて認識する出来事になったところです。

このような災害時に避難所が開設されますと、市職員・施設管理者(学校長など)・地域住民が連携を図り、避難される方々を受け入れることになります。このような災害時に備えるための避難所運営研修(主催:札幌市)がこのたび屯田地区内においても開催されました。令和41月7日(金曜日)の屯田小学校における研修には、北区役所職員・学校教員・町内会関係者など約20名が参加。避難所運営の基本、備蓄物資の保管場所などを確認した後、避難者対応を模擬体験するゲーム「HUG(ハグ)」を実施しました。

研修に参加した屯田北自治会会長の菅原正行さんは、「町内会の仲間たちと冬場の避難所運営を確認することができて有意義でした。私たちの地域には福祉施設も多いため、災害時には行政・学校・町内会・福祉施設が連携を図って対応していきたい」と話してくれました。

屯田北自治会は、高齢者向けの特別養護老人ホームやグループホーム・高齢者住宅のほか、就学前の子どもが通う保育所などが集積するエリアです。災害時の避難に際しては地域の支え合いが不可欠であり、これら数か所の福祉施設と屯田北自治会では、毎年、合同防災訓練を行っています。このような地域ぐるみの活動が評価され、このたび、令和3年度札幌市防災表彰の受賞が決まったところでした。

菅原さんは、「防災訓練は、車いすの介助が大変な降雪期にあえて行われています。新型コロナにより近年は中止を余儀なくされていますが、例年は高齢者施設の利用者、保育所の園児、施設職員をはじめ、町内会役員、消防署員など、参加者は総勢100名以上に上ります」と教えてくれました。

地域の防災力を高めるためには、私たち一人一人が過去の教訓を踏まえて災害に備え、そして、ご近所への目配り・気配りを忘れないことが大切です。防災に関する資料は、札幌市ホームページに掲載しているほか、屯田まちづくりセンターで配布していますので、この機会に防災に対する関心を高めていただけますと幸いです。

防災関係資料を紹介する札幌市のページ

避難場所研修の様子

屯田小学校における避難所運営研修では備蓄物資の保管場所などを確認

避難場所研修の様子

研修では感染対策に留意しながら避難所運営を模擬体験

防災関係資料

防災関係資料は屯田まちづくりセンターでも配布しています

このページについてのお問い合わせ

札幌市北区市民部屯田まちづくりセンター

〒002-0855 札幌市北区屯田5条6丁目3-21(屯田地区センター内)

電話番号:011-772-1260

ファクス番号:011-772-1496