中央区まちづくり会議総会開催

3月10日（月曜日）午後2時30分から、中央区複合庁舎内の区民センター1階区民ホール（中央区南3条西11丁目）において「中央区まちづくり会議総会」が開催され、区内連合町内会役員の他、中央区災害防止協力会、中央消防署などの関係機関および中央区役所関係者など約60人が参加した。

この会議は、連合町内会をはじめ、区内で活動する各団体や行政機関が一体となって情報共有や意見交換を行い、区政に反映させていく場として平成22年から実施しているもの。今回は、地域における防災活動について情報共有が行われた。

この日は、まず、中央区市民部総務企画課長から、防災に関する「令和6年度の取組報告と令和7年度の取組方針」について説明が行われた。令和6年度の取組報告では、防災訓練や防災リーダー研修のほか、地域における活動事例を紹介した。また、令和7年度の取組方針として、地域で行う防災訓練等に対する支援や懇談会の継続、より実践に近い訓練を提供するなどのニーズに応じた支援の実施、9月に札幌市立中島中学校（中央区南12西7）で中央区防災訓練の開催を予定していることなどが示された。

続いて、桑園地区連合町内会の井下正晴（いのした・まさはる）防災防犯部長より、災害時における「自助・共助」の大切さや桑園地区での防災の取り組み、特に「マンションでの備え」や「日頃の備え」などについて発表があり、興味深く発表を聞いていた他の地区の連合町内会役員からは、マンションの防災の取組や「共助」していくため、どのように住民に参加してもらうかなど、井下防災防犯部長に質問がされていた。