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9月13日(水曜日)9時20分から、北ガスアリーナ札幌46(中央区北4条東6丁目)で「令和5年度中央区防災訓練」が行われ、地域住民や防災関係機関、協力企業などから約270人が参加しました。
この訓練は、地域における防災意識や防災力の向上を目的とし、中央区が主催したものです。中川雅己(なかがわ・まさき)中央区長と中央区連合町内会連絡協議会の堀川政司(ほりかわ・まさし)会長による開会あいさつの後、参加者は4班に分かれ、屋内および屋外に設置された各訓練に参加しました。
屋内では、札幌市中央消防署・消防団によるAED(自動体外式除細動器)を用いた「救命救急訓練」、災害時に負傷者が発生した際の「応急救護・搬送訓練」に参加し、参加者たちは訓練用のダミー人形を用いて、心肺蘇生法や負傷者の搬送などを体験しました。また、「避難所資機材展示」コーナーでは、段ボールベッドなどの防災資機材を実際に見て、避難所生活を具体的にイメージするとともに、協力企業の株式会社ムラカミが組み立てたエアテントを見学しました。
屋外では、ブロアーを活用した強風体験や機械で発生させた煙の中を歩く火災時避難の模擬体験、災害時に使用するマンホールトイレの見学などを行う「災害体験・避難所資機材使用訓練」、土のう作成体験や水害疑似体験を行う「水害対策訓練」に参加しました。「水害対策訓練」では、札幌市中央区災害防止協力会、NHK札幌放送局の協力のもと、土のうを作成して積み上げ、どの程度の水位まで耐えられるのかを、AR(拡張現実)アプリを用いてタブレットで視聴しました。また、「災害車両等展示」コーナーでは、協力企業の北海道コカ・コーラボトリング株式会社による災害対応自動販売機、株式会社ホンダ四輪販売北海道および札幌トヨタ自動車株式会社による電源供給自動車、はしご車やパトカーおよび給水車が展示され、参加者の関心を集めていました。訓練後には、自衛隊の炊き出しによるカレーライスが用意されました。
この日は、防災学習の一環として、専修学校クラーク高等学院札幌大通校の2年生70名も訓練に参加しました。参加した生徒は「AED訓練は非常に勉強になりました。実際にAEDを使用しなければならない時が来たら、今日学んだことを活かしたいです」と話していました。
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