寄席に地域の笑い沸く～上方落語会開催

11月8日（火曜日）午後2時から、中央地区民生委員児童委員協議会等が主催する「上方落語会～桂梅團治（かつら・うめだんじ）・桂小梅（かつら・こうめ）・笑福亭喬介（しょうふくてい・きょうすけ）～」が本願寺札幌別院本堂（中央区北3条西19丁目）で開催され、地域住民など約50人が落語を楽しみました。

9年連続での開催となった今回は、大阪の「天満天神繁昌亭」などで活躍し令和元年度には文化庁芸術祭大衆芸能部門で優秀賞を受賞した落語家の桂梅團治さんと、その長男の桂小梅さん、令和2年度に文化庁芸術祭大衆芸能部門新人賞を受賞した笑福亭喬介さんを迎えて行われました。

この日は、噺家3人での時事の話題を織り込んだ挨拶からスタートしました。桂梅團治さんによる「天災」と「抜け雀」、桂小梅さんによる「動物園」、笑福亭喬介さんによる「まんじゅう怖い」が披露されました。噺家たちの軽妙な話術に参加者は引き込まれ、感染対策を徹底した会場は大きな笑いに包まれました。

会の最後には参加者へのプレゼント抽選会が行われ、噺家の名前が染め抜かれた手ぬぐいや、噺にちなんだ味の羊羹など、自宅でも落語に親しむことができる景品がプレゼントされました。

目当ての景品にあたった参加者は、「やったー」と声を上げ嬉しそうに景品を受け取っていました。