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ホーム > 中央区ニュース(一覧) > 令和4年度中央区ニュース(一覧) > 介護の悩みを共有~男性介護者のつどいを開催

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更新日:2022年10月28日

介護の悩みを共有~男性介護者のつどいを開催

講演の様子1

10月27日(木曜日)午後2時から、中央区役所仮庁舎(札幌市中央区大通西2丁目)で、「中央区ケア友の会~認知症の方を介護する男性介護者のつどい~」が開催されました。

この会は、一人で悩みを抱えがちな介護者のうち男性を対象に、介護に役立つ知識や情報、介護者同士で交流する場を提供することを目的として、中央区第1・2・3地域包括支援センターと中央区保健福祉課が主催したものです。近年は、新型コロナウイルス感染症の影響により中止が続いていましたが、3年ぶりに開催されました。

今回は「認知症の方への関わり方について」をテーマに、札幌西円山病院認知症看護認定看護師の瀬藤真理子(せとう・まりこ)氏が講演しました。「人間が最後まで持ち続けるのは自尊心です。自分の価値観だけではなく、その人の価値観に寄り添うことが大切です」と話があり、参加者は熱心に耳を傾けていました。

参加者からは、「朝起きられないことが多いのですが無理にでも起こした方が良いのでしょうか」などの質問があり、瀬藤氏は「朝の光を浴びることは大事です。おはよう、朝ごはんだよ、というような時間の感覚もつかめるような声掛けをしてはどうでしょうか」などのアドバイスがありました。

続いて開かれた交流会では、参加者と地域包括支援センターの職員らが輪になり、「これまで任せていたことの全てを急に自分がやることになり苦労しましたが、慣れない手料理を美味しいと言って食べてくれるのが嬉しいです」など、それぞれの思いや日頃の苦労を語り合いました。

3年ぶり2回目の参加となった鈴木高雄(すずき・たかお)さんは「初めて参加した時に、同じような境遇の方や『札幌認知症の人と家族の会』(介護する家族の心のよりどころとして活動している団体)の方と知り合い、交流を続けることができたため、今回も参加しました。特に相談できる家族がいない方にとっては貴重な機会だと思います」と話していました。

講演の様子2

交流会の様子1

交流会の様子2

このページについてのお問い合わせ

札幌市中央区保健福祉部保健福祉課

〒060-8612 札幌市中央区大通西2丁目

電話番号:011-205-3305