新しくなった「薄野交番」～豊水地区町内会向け見学会を開催

3月17日（木曜日）午前11時から北海道札幌方面中央警察署の薄野交番（中央区南4条西3丁目）で地域住民向けの見学会が開催されました。

これは、同交番が老朽化に伴う改築工事を終えて3月4日に運用を開始したことを機に、近隣の住民に新たな交番に親しんでもらおうと実施されたものです。

この日は、豊水地区の町内会の会長など6人が鉄筋コンクリート造5階建ての新しい交番に集まりました。地域住民との交流等に用いられるという3階のコミュニティルームで、参加者は同交番の上野圭一（うえの・けいいち）所長から、設備や人員体制について説明を受け、普段は立ち入ることのできない警官の仮眠室など内部を見学しました。

上野所長から、屋上部に設置され停電時に用いられる自家発電機や、建物壁面の防犯情報などが流れる大型デジタルサイネージなど、最新の設備を案内され、参加者はすっかり感心した様子でした。

同交番の管轄区域は、南北が南2条から南9条通りの北側まで、東西が西1丁目から西5丁目までの約0.76平方キロメートル。所長を含め46人の警察官が3交代制で昼夜を問わず任務にあたっており、人員数では東京都の警視庁新宿歌舞伎町交番に次ぐ全国第2位の規模で、地域の安全を維持しています。