3月4日(金曜日)午後6時30分から、幌西会館(中央区南11条西14丁目)で第3回「幌西の未来につなげるワークショップ」が開催されました。
このワークショップは、令和4年に創立50周年を迎える幌西地区連合町内会が主催し、幌西地区のこれからを考え「まちづくりビジョン」として具体化するとともに、50周年記念事業を、この地区に住む人や働く人と一緒に検討しようというものです。
全3回の最終回となるこの日は、感染症対策を徹底した会場に約20人が集合。過去2回のワークショップで参加者から提案された5つのまちづくりのキーワード「つながり・交流・居場所」「情報」「子育て」「安全・安心、見守り」「まちづくりへの参加」を具体化するために、実際に取り組むプロジェクト案について4つのグループに分かれて意見を交換しました。
ここでは、「町内会がどんなことをしているのか伝えるため、広報担当部を作ろう」、「回覧板の表紙に二次元コードを載せて町内会にメールで気軽に連絡できるようにしよう」、「子どもを対象にしたイベントなどを実施し、家族も巻き込みながら進めよう」などと声が上がりました。
また、50周年記念誌をどうすれば読みたくなるかについても意見交換を行い、「昔を知る人の座談会を行う」「雑誌のようなレイアウトで写真をたくさん載せる」などのアイデアが寄せられました。
最後に、同連合町内会の土井会長が「以前から、多様な人が集まって話し合う場を持ちたいと思っており、今回ようやく実現することができた。参加者の皆さんのおかげで、町内会の会議では出てこなかったような新たな観点も得られたので、今後に繋げていきたい」と感謝の言葉を参加者に伝え、全3回のワークショップが終了しました。
このワークショップで話し合われた幌西地区の未来像は「まちづくりビジョン」としてまとめられる予定で、中央区内では初めての地域レベルのビジョン策定となります。
また、提案されたプロジェクト案や50周年記念誌については、令和4年度以降、幌西地区連合町内会がさらに検討を進めていく予定で、その詳細は町内会等を通じて地区内に発信されます。