祝賀コンサートで華やかに～令和4年中央区成人式開催

1月9日（日曜日）午後2時から、札幌コンサートホールKitara（中央区中島公園1-15）で、中央区成人の日行事実施委員会が主催する「令和4年中央区成人式」が行われました。

昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で中止となったため、2年ぶりの開催です。今年の成人式は、平成13年4月2日から平成14年4月1日までに生まれた人が対象で、中央区では2,078人（男956人、女1,122人）が晴れて大人の仲間入りをしました。式典の参加者は、1,123人（男571人、女552人）でした。

会場には振袖やスーツ、はかまなどに身を包んだ新成人が集まり、マスク着用など感染対策を行いながら、友人との久々の再会に歓声を上げて喜んだり、記念写真を撮る姿が見られました。

式典では、中川雅己（なかがわ・まさき）中央区長から「この節目に周囲の方々に感謝の気持ちを伝え、今後、地域や社会のために役に立てるような行動を一層心掛け、思いやりの心を忘れず前に進んでほしい」と激励の言葉が贈られました。

また、区内の新成人を代表して、阿部颯真（あべ・そうま）さん、石塚輝美芳（いしづか・きみか）さんが新成人としての決意を述べました。

式典に続き、松本宗利音（まつもと・しゅうりひと）さんの指揮で札幌交響楽団によるフルオーケストラの演奏が行われました。アイルランド民謡「ロンドンデリーの歌」や新成人が小学校6年時に参加したオーケストラ演奏鑑賞会「Kitaraファースト・コンサート」でも演奏されたというエルガー作曲「威風堂々」第1番など、美しい音色が華やかに奏でられました。参加者は美しい音色に聞き入りながら、決意を新たにしている様子でした。