ホーム > 中央区ニュース(一覧) > 気象情報を防災に役立てるには~中央地区町連防災セミナー開催
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会場の様子
11月17日(水曜日)午後1時30分から、中央地区町内会連合会が主催する「中央地区町連防災セミナー」が札幌グランドホテル本館2階金枝の間(中央区北1西4)で開催され、新型コロナウイルス感染症対策が取られた会場に地域住民など約50人が集まりました。
この行事は、中央地区の住民の防災意識向上を目的として年1回開催しているもので、今年で6回目。今回は、お天気キャスターとしてのテレビ出演や著作の執筆などで活躍する気象予報士・防災士の菅井貴子(すがい・たかこ)氏が登壇し、「生活・産業・防災に効率よく気象情報を生かすには」をテーマに講演を行いました。
菅井氏は、近年気候変動により札幌で秋の大雨が増えていることなど、今後警戒すべき災害リスクを示しながら、安全に避難できる場所を市のハザードマップなどで確認し、防災情報にはどんな種類があるかを把握しておくことで、いざという時に速やかに行動できると説明。さらに、「晴・曇・雨・雪の4つの記号だけでは天気を十分に表現できない」など、気象予報士の本音も交えながら、日々の天気予報を読み解いて活用するこつを解説し、参加者はメモを取りながら話に聞き入っていました。
アルファ化米や牛丼の具の缶詰などの非常食セットを受け取った参加者は、ロビーに展示された防災用品や解説パネルに目を留めながら、防災への認識を新たにした様子で帰路に就いていました。
会場の様子
講師の菅井氏
ロビーの防災用品展示
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