ホーム > 中央区ニュース(一覧) > 額縁専門店の95年の歴史を紐解く~第35回おしゃべりカフェ開催
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8月19日(木曜日)午後2時から、中央地区民生委員児童委員協議会と中央地区福祉のまち推進センターが主催する「第35回おしゃべりカフェ」が第2水産ビル(中央区北3条西7丁目)で開催されました。
「おしゃべりカフェ」は、地域の人が気軽に集うことのできる場として、平成19年度から年に1~3回、歴史や文化などをテーマに開催されています。
第35回となる今回は、今年2月に狸小路5丁目の店舗を閉め95年の歴史に幕を下ろした松山額縁店を取り上げ、3代目社長を務めた松山真也(まつやま・しんや)氏を語り手に迎えました。聞き手は、藤女子大学非常勤講師の塚田敏信(つかだ・としのぶ)氏です。
この日は、新型コロナウイルス感染症対策を徹底した会場に地域住民など33人が来場。額装専門店として道内の画壇を支えた同社の歩みや、菓子店の包装紙デザインでも知られる画家の故坂本直行(さかもと・なおゆき)氏との家族ぐるみの交流など、松山氏の話を熱心に聞いていました。
会の最後には、抽選で選ばれた来場者に松山氏から坂本氏の版画作品が贈られました。ミズバショウの版画を受けとった女性は、「額装の素材は木製だけだと思っていましたが、制作技法の移り変わりを聞いて驚きました。まさか最後にこんなに嬉しいお土産があるとは」と笑顔で話していました。
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