~札幌もいわ山ロープウェイ編~
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スタッフならではのお話をぜひご覧ください!
もいわ山は市内中心部から約5キロメートルにあり、まちと自然が隣合うとても珍しい山です。標高531メートルの山頂からは、札幌のまちをぐるりと見渡すことができます。また、450種類以上の植物が生い茂り、北側にある森林は、藻岩山原始林と呼ばれ、国の天然記念物に指定されているのです。
さらにこの豊かな森林は、私たちのまちの環境を守る役割も!実は、年間約600トンもの二酸化炭素を吸収し、これは、約200世帯の家庭から1年間に排出される二酸化炭素量にあたります。
(上の写真:えぞりす(オレンジ)色のロープウェイ)
(上の写真:えぞふくろう(シルバー)色のロープウェイ)
また、山頂に向かうにはロープウェイやミニケーブルカーなどもオススメ。ロープウェイの色には、みんなに愛されるひと工夫が!自然に合うように、「札幌の景観70色※」から「えぞりす」(オレンジ)と「えぞふくろう」(シルバー)の色になっているのです。
※札幌の景観70色とは、市民のみなさんの意見や、調査・研究により、誰もがきれいであると思える色彩を、70色選んでいます。70色のひとつひとつは、オリジナルの札幌らしい呼び名になっています(詳しい説明)。
(上の写真:運行開始当時のゴンドラ)
もいわ山で最初に運行したロープウェイはどのようなものだったか知っていますか?昭和33年(1985年)に運転を始め、その当時は8人乗りの小さなゴンドラでした。その後、昭和47年(1972年)開催の札幌冬季オリンピックをきっかけに、今と同じ人数が乗ることができる最大約60人乗りの大きなものになったのです。今と比べると小型ですが、当時からたくさんの方がゴンドラからの風景を楽しんでいたんですね。
(上の写真:山頂展望台にある幸せの鐘)
山頂の展望台に到着すると、「幸せの鐘」があります。なぜこのような名前がついているのでしょう?それは、この鐘を取り巻くように設置されている手すりに、大切な人と「愛の鍵」を取り付けると、そのカップルは末永い愛に導かれる…といういわれがあるからなのです。そうしたことから、この幸せの鐘は恋人の聖地として訪れるたくさんの方に親しまれています。ぜひ行ってみてください♪
(上の写真:山頂からの夜景)
札幌市は、平成30年(2018年)に日本新三大夜景※の一つに選ばれました。市内のさまざまな高さから夜景を楽しめることが札幌の夜景の特徴です。ここもいわ山のほか、大倉山や札幌テレビ塔など、それぞれの場所から眺める夜景は、まちの光が美しく、幻想的で大迫力!昼間の山頂ももちろんオススメですが、夜の風景も実際に見てみてくださいね。
※2018年、日本新三大夜景として、札幌市のほか、長崎市と北九州市が選ばれました。
ぜひ、もいわ山の山頂から豊かな自然と、そこに隣合う私たちのまち札幌の環境について考えてみませんか?
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