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ホーム > 手稲区“まちのできごと”紹介 > まちのできごと2023(令和5年度) > アフターコロナの地域にできることを考える~手稲区福祉のまち推進センター活動セミナー

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更新日:2023年9月4日

アフターコロナの地域にできることを考える~手稲区福祉のまち推進センター活動セミナー

セミナーの様子1 セミナーの様子2 セミナーの様子3 セミナーの様子4

8月29日(火曜日)13時30分から15時30分まで、手稲区民センター(手稲区前田1条11丁目)で、令和5年度手稲区福祉のまち推進センター活動セミナーが開催され、町内会関係者ら109人が参加しました。これは、地域福祉活動に携わる町内会関係者や関係機関へ向けて手稲区社会福祉協議会が例年開催しているもので、コロナ禍の影響で昨年まで設けていた人数制限を今年は撤廃し、広く参加者を募りました。

この日のセミナーの前半では、高齢者福祉の専門家である北星学園大学社会福祉学部の畑亮輔(はた・りょうすけ)准教授を講師に招き、「コロナを乗り越えていまできること」をテーマに講演がありました。

講演では「コロナ禍で地域活動が制限されたことによりフレイル(虚弱)のリスクが高まっている。フレイル予防における地域活動の果たす役割は極めて大きい」といった話や、「今後、地域活動を行っていく上では、参加者や担い手の数などの『結果』を求めるのではなく、現に活動に関わるメンバーとの『関係』を大切にすることが重要」といった話がありました。

後半は、畑准教授に、手稲区第1地域包括支援センターの鴨崎裕介(かもざき・ゆうすけ)センター長、手稲区社会福祉協議会の島崎顕生(しまざき・けんせい)事務局次長を加え「これからの地域に求められるもの」をテーマに三者での対談を行いました。

対談では、前半の講演や日頃の相談支援業務の実情を踏まえて意見が交わされ「コロナ禍では家族が疎遠になった分、近隣住民からの相談が増えた。アフターコロナにおいては家族と地域が両輪となるような地域福祉が求められる」といった話や、「支援を必要とする人にとって、相談機関への相談自体が実は非常にハードルが高い。日頃から地域に顔を知ってもらい『あの人になら相談しても良い』と思ってもらうことを大切にしたい」といった話がありました。

会場に集まった参加者たちは、メモを取りながら真剣な表情で話を聞き、時折他の参加者とも意見を交わすなど、これからの地域福祉活動の在り方について考えを深めている様子でした。

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