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11月18日(土曜日)午後1時半から、農試公園ツインキャップ(八軒5条西6)で、令和5年度西区防災実技研修が行われました。これは、地域での防災活動の担い手育成や住民の防災技能の向上を目指し、西区役所と西消防署が実施したもので町内会の防災担当者など約100人が参加しました。
冒頭に行われたNHK札幌放送局の職員から動画や「AR(拡張現実)」を使った洪水への備えに関する講話では、参加者が足元まで水に使った映像がモニターに映り、洪水時の視界の悪さなどを体験していました。
また、続いて行われた初期消火、救出救護、応急手当の3種類の実技訓練のうち、救出救護訓練では、西消防署職員や西消防団員の指導のもと、参加者が倒壊した建物の下敷きになった人をジャッキなどを使って助け出すなど、互いに声を掛け合いながら真剣に救出作業を行っていました。
併せて、会場内では札幌市と災害協定を締結した自動車販売店により、停電時に避難所で電力供給することができる電気自動車の展示が行われ、訓練の合間に多くの参加者が見学をしていました。
参加者は「実際に体験できて良かった。日頃の備えが大切だと感じた」と話していました。
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