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5月12日(金曜日)午前10時から、琴似屯田兵村兵屋跡(琴似2-5)にある菜園でふるさと琴似屯田兵村菜園事業の一環として、琴似連合町内会(加賀谷弘道(かがや・ひろみち)会長)と屯田菜園実行委員会(土肥實(どい・みのる)委員長)が中心となって4年ぶりにくわ入れ・種まき式が行われました。
この事業は屯田兵の生活に倣って菜園を営みながら、開拓当時の生活をしのび、ふるさとへの思いを深めてもらいたいと平成元年6月から始まりました。
当日は屯田兵の子孫や地域住民など約30人が参加し、皆で協力して畑を耕し、とうきび、枝豆、人参、大根、じゃがいも、かぼちゃなどを作付けしました。参加者らは、「大きく成長して、秋の収穫が良いものとなってほしいな」、「子どもの頃を思い出してなんだが懐かしい感じだね」と笑顔で語っていました。
作付けした野菜は9月ごろ、地域住民らにより収穫される予定です。
※琴似屯田兵村兵屋跡は昭和47(1972)年に復元されたものであり、昭和57(1982)年5月に国の指定史跡として指定されました。また、平成16(2004)年11月には北海道遺産に登録されています。
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