だしの魅力を再発見！～「大人の味覚教室」

３月20日（水曜日）午後1時から、西区民センター（琴似2-7）で「大人の味覚教室～料亭の料理長から学ぶ　だしのいろは」が開催され、24人が参加しました。

これは、さっぽろ川甚本店（中央区南7西3）料理長の本間勇司（ほんま・ゆうじ）さんを講師に迎え、だしを中心とした日本料理の良さと、だしを活用したおいしい減塩調理について学び、食や健康への関心を高めてもらおうと西区役所が主催したものです。

まず、西保健センター管理栄養士より、減塩の必要性について講話を行いました。次に、料理長より、だしをしっかり引くと、少量の調味料であっても美味しく感じることや、当日の調理実習の料理の作り方など、実演を交えながら説明しました。その後、参加者が実際に調理に挑戦。ほたて富貴寄せごはん、野菜の焼き浸しとじゃがいもとたまねぎの粕汁を作り、会場は食欲をそそる匂いで満たされました。

最後に、料亭のだし、区役所で用意しただし、野菜だしなどのだしの飲み比べを行い、参加者は「だしの味わい深さに感激した。もっとだしのことを知りたいと思った。」「だしを引くのは敷居が高く、自分ではやったことがなかったが、ぜひ家でもやってみようと思う。」「もっとだしを活用して食材を生かす料理を作りたいと思いました。」と語り、だしの魅力を堪能した一日となりました。