令和5年度南区防災訓練

令和5年（2023年）9月4日（月曜日）

～　突然の災害に適切に行動するために　～

　9月4日（月曜日）9時20分から、南小学校（札幌市南区南31条西9丁目。庄司ひさ子校長）で、「令和5年度南区防災訓練」が行われ、藻岩下地区連合会の地域住民や南小学校の児童、南消防署など防災関係機関の職員約450人が参加しました。
　この訓練は、消火訓練や避難所運営訓練など災害対応の実践を通して、日常における正しい防災知識や技術を身に着けるとともに、より多くの地域住民が防災に関する意識を高めることで、「自助」「共助」「公助」の一層の充実を図ることを目的に南区役所が実施したもの。
　今回は、最大震度7の地震により、多数の負傷者が出ていることを想定。
　児童は災害現場を再現して設営された煙道テントを通過する訓練のほか、実際に水消火器を使って火を消す訓練とバケツリレーを体験。地域住民は自動体外式除細動器（AED）を使った心肺蘇生や土のう積みを体験したほか、簡易トイレや段ボールベッドを使用した避難所運営訓練などを行いました。参加者は熱心に見学、参加し、「土のうって意外と重い」、「AEDをやり続けるのは大変」などの声を上げていました。
　訓練に参加した地域住民は、「台風なら天気予報を見て自分で備えることができますが、地震はいつ発生するか分からない。今日の訓練を今後に役立てたいです。AEDを体験できたのも良かった」と話していました。