あつまれ！まこまないの森

令和5年（2023年）6月17日（土曜日）

～　真駒内で楽しくスポーツ体験　～

　6月17日（土曜日）10時から、北海道青少年会館コンパス（札幌市南区真駒内柏丘7丁目）で南区スポーツ推進委員会（武永慶治会長）および南区役所主催による「あつまれ！まこまないの森」が開催されました。これは、子どもたちの健全な発育・発達及び体力増進を目的として、自然の中でスポーツの体験会を行うもの。

　この日は、小学生28人が参加し、午前の部はA組とB組、午後の部はC組とD組に分かれ、屋外でツリークライミングとオリエンテーリング、屋内でボッチャをそれぞれ体験しました。

　ツリークライミングは、ロープやサドル（安全帯）などの専用の道具を使って木に登り、樹上の自然を体感するもの。木に登った子どもたちは、普段見ることのできない高い所からの景色に歓声を上げていました。オリエンテーリングは、マップと方位磁石を片手に森の中などに設置されたポイントをたどってゴールを目指すもので、自然と触れ合いながら楽しんでいました。　

　ボッチャは、重度脳性麻痺者もしくは同程度の四肢重度機能障がい者のために考案されたスポーツで、パラリンピックの正式種目にもなっています。ジャックボール（目標球）と呼ばれる白いボールに、赤・青のそれぞれ6球のボールを投げたり転がしたりして、白いボールにいかに近づけるかを競うもの。運営に協力している東海大学の学生も参加し、子どもたちにボールの投げ方などをアドバイスしていました。参加者が投げたボールが白いボールに近づくと「おー、うまい！」という歓声が上がり、ボールが遠くに行ってしまうと「あー」と落胆の声が上がるなど、会場は大いに盛り上がっていました。

　参加した児童の一人は「ツリークライミングは登るのが大変だったけど、楽しかった！またやりたいです」と笑顔で話していました。