地区ニュース4月22日東消防団と東消防署が野火火災対応訓練を実施

4月22日午前10時から、サッポロさとらんど（東区丘珠町519番地）で、東消防団と東消防署による野火火災対応訓練がありました。

雪解けが進み空気の乾燥するこの時期、たばこの不始末等により枯れ草が燃え、広範囲に火災が拡大しやすいことから、被害の拡大を未然に防ぐことを目的として毎年4月に訓練が行われています。22日は、サッポロさとらんど付近で野火火災が発生し強風で建物などに延焼する恐れがあるという想定で、総勢57人と消防車両4台が参加し実施されました。

訓練では、消防団員が水槽から、約80メートル先にある発火点に見立てた発煙筒まで、ホース4、5本を連結しながら延ばし、一斉に放水しました。消防車両から放水する消防隊員と連携しながら、消火活動を行いました。

訓練後、湯浅卓也（ゆあさ・たくや）東消防団長は、「団員、隊員の意思疎通ができ、順調に進んだ素晴らしい訓練になった。今後も東消防署と東消防団が連携を深め、災害対応能力をさらに高めていきたい」と話しました。