11月9日(木曜日)に、山鼻地区各町内会の福祉推進員や民生・児童委員など約40人が参加し、福祉推進員研修会が行われました。
今回は、「地域福祉における傾聴」をテーマに、傾聴ボランティア・アクティブ17(いーな)の吉田淑子さんより、傾聴の基礎知識や傾聴のポイントなどお話しいただきました。
「傾聴」は日常の会話とは異なり、相手の話をそのまま受け入れ、相手が話したい内容を自由に話せるようにすることが重要です。そのためには、まず自分自身の特性を理解し、五感をフルに使って相手の話を聴くことで、信頼関係を構築することが欠かせないとのことでした。
また、傾聴のポイントとして、相手に合わせること、キーワードを繰り返すこと、相手の気づきを促すこと、質問を工夫すること、そして肯定的な表現を用いることなどが挙げられました。
研修では、傾聴の解説の他にも、良い傾聴と悪い傾聴についてアクティブ17の会員によるデモンストレーションがあり、身近にありそうな会話のやり取りに会場からは、笑いやうなずきの声が聞かれました。さらに、講義をもとに参加者同士での傾聴の演習も行われ、会場は大いににぎわいました。
福祉推進員や民生・児童委員の皆様は、日々、地域の見守り活動にご活躍いただいています。ぜひ、今回の研修を活かし、地域の皆様とより良い関係を築いていただければと思います。