中央区から2団体が受賞～令和5年度札幌市防災表彰式

1月18日（木曜日）午後2時から、ホテルモントレエーデルホフ札幌（中央区北2西1）で「令和5年度札幌市防災表彰式」が行われました。

この賞は、地域における自主防災活動を強化するために率先して取り組み、市民の規範となる活動を行った団体を札幌市長が表彰するものです。今年度は11団体が表彰され、中央区からは円山町内会連合会防災・防火部（佐々木強（ささき・つよし）部長）と山鼻サンタウン防災・防犯協議会（香西和男（こうにし・かずお）本部長）が選ばれました。

受賞した円山町内会連合会防災・防火部は、心肺蘇生法の講習や消火体験、避難所運営資材の展示をはじめ、炊き出し訓練を含めた総合的な防災訓練を、主体となり実施してきました。この訓練は、中央区及び中央消防署桑園出張所、中央消防団円山分団、札幌市防災協会などの関係団体並びに防災資材を取り扱う事業者の協力を得ながら実施しており、本事業を通じて長年にわたり、円山地区住民の防災知識・技術の習得及び防災意識の向上に寄与してきました。

また、山鼻サンタウン防災・防犯協議会は、設立以来、住民の防災・防犯に関する知識の普及・啓発や、防災・防犯訓練の実施、緊急時における住民による即応体制の整備などに努めています。具体的には、毎年、防火設備などの点検や災害備蓄品の補充、防災訓練などを実施しているほか、掲示板や回覧板を利用して防災・防犯情報を周知するとともに、大規模災害に備え各戸に対して最低3日分の備蓄の用意を呼び掛けるなど、地域の防災力向上に寄与してきました。

この日は、円山町内会連合会防災・防火部を代表して佐々木部長が、山鼻サンタウン防災・防犯協議会を代表して秋山暁（あきやま・さとる）さんが表彰式に出席しました。秋元克広（あきもと・かつひろ）札幌市長から表彰状を授与されたお二人は、今後の地域における自主防災活動推進に向けて、決意を新たにしている様子でした。