昭和32年に東京芸術大学音楽学部声楽科卒業、翌33年同専攻科修了後、長年にわたり声楽家として多彩な活躍を続けている。また、教育者としても昭和39年の札幌大谷短期大学音楽科開設以来40年にわたって若い世代の育成に努めてきたほか、中心的なメンバーとして札幌二期会(現北海道二期会)を設立し、その活動の確固たる礎を築くとともに、オペラの普及のため、市民を対象とした講演、各種コンクールの審査員等幅広く活動を続け、本市の音楽普及活動に大きな功績を残しており、本市の芸術文化の振興に大きく寄与している。