令和7年度第2回札幌市災害対策本部運営訓練を行いました

（令和7年12月15日月曜日）

災害時における活動体制や情報収集伝達体制等の検証、本部機能の強化を図ることを目的として、「令和7年度第2回札幌市災害対策本部運営訓練」を行いました。

今回は、冬の朝6時に市内で最大震度7の地震が発生し、停電や通信障害により被害の全容が見えない発災3時間後を想定した訓練を行いました。衛星回線の使用や、災害現場の職員からの写真を即座にモニターで可視化するなど、防災DXを活用した取り組みを行いました。

12月8日には青森県東方沖を震源とする地震があり、本市でも最大震度4を記録したばかりです。今後、本市は本格的な厳冬期を迎えますが、災害が発生した場合、過酷な環境下において市民の生命と財産を守るためには、防災においてもDXを行いながら、迅速な意思決定が必要となります。

今回の訓練で明らかになった各部局の課題をしっかりと検証し、関係機関と連携しながら、災害時の対応について万全な準備をしてまいります。

（札幌市長　秋元　克広）