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力士若勇碑
札幌市北区北24条西19丁目新川橋のたもと
昔新川にうつり住んだ力士の碑だよ
昔、新川地区には農業で生活する人たちの村がありました。当時の村人たちの間では、しゅうかくをいわうお祭りの行事の一つとして、ほうのうずもうがさかんでした。しろうとずもうの力士だった若勇は、大正2年(1913年)、25歳のときに富山県から北海道にわたり、新川地区にうつり住みました。身長170センチメートル、体重100キログラム、当時にしてはたくましい大男で、ごうかいなすもうは人々の話題になりました。また、かれはすもうだけではなく、新川地区の農業の発てんにも力をつくしました。