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背中にくっついていて可愛い!
9月27日(日)、カンガルー館内の夜行性動物舎においてスローロリスの「エリス」が赤ちゃんを産み、現在子育て中です。
出産直後から観覧制限をさせていただいておりましたが、10月17日(土)から、赤ちゃんも含め公開を再開することが決まりましたのでお知らせいたします。
お母さんのお腹にしがみついていて見づらいかもしれませんが、生まれたての愛くるしい赤ちゃんに会いに来てください。
【出生日】
平成27年9月27日(日)
【性別】
不明
【親個体】
○父親:愛称「ムサシ」
保護受け(密輸)個体
○母親:愛称「エリス」
保護受け(密輸)個体
【飼育展示数】
現在オス2頭、メス4頭、2月に生まれた子ども1頭を飼育中で、今回生まれた赤ちゃんを含めて、合計8頭を飼育しています。
【スローロリスの豆知識】 バングラデシュからベトナム、マレーシア、スマトラ、ジャワを経てボルネオまでの東南アジアに分布、原猿(原始的な霊長類)の仲間で、ゆっくりした動きと大きな目が特徴的です。 エサは果実や種子、虫などを主食としており、夜行性で樹上の単独生活を営みます。目立たないようにゆっくり動くことで身を守るようになったといわれています。 体長25cm、体重600g前後。 漢方薬の材料や、食肉用、ペットとしての需要があるために密猟され、さらに森林伐採により生息地を奪われており、2007年9月にワシントン条約附属表I類に移行しました。 今回生まれた赤ちゃんの両親は、2007年9月に東南アジアから日本に密輸入された個体で、ワシントン条約違反により税関で保護されたものです。経済産業省から(社)日本動物園水族館協会を通じて、当園に飼育を委託されています。 |
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