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ヒロと雛
平成24年5月11日(金曜日)に孵化しましたシナガチョウの3羽の雛が、仮親のメス(愛称:ヒロ)の元で元気に成長しましたので、5月26日(土曜日)からこども動物園ビーバーの森内・幼獣保育室で一般公開いたします。シナガチョウのヒロが3羽のかわいい雛たちを大切に育てる姿をぜひご覧ください。
【個体情報】
(現在、オス2羽、メス3羽、雛3羽を飼育中)
仮親:ヒロ(メス) 2007年7月21日孵化、円山動物園生まれ
雛3羽:(性別不明)2012年5月11日孵化、円山動物園生まれ
【成長経過】
4月13日 卵22個を孵卵器に入卵
5月11日 産卵から28日目に3羽が孵化。育雛器に移動
5月13日 ヒロ(メス)を仮親候補としてビーバーの森で別飼い開始
5月14日 育雛器内で雛の採食を確認
5月16日 ビーバーの森でヒロと雛3羽の同居を開始。雛への攻撃はなく、雛の採食を確認。
夕方には雛がヒロに寄り添っている。日増しに自分の雛としての認識が強くなり、子守行動が顕著になる。
5月17日 獣舎内の活動範囲を観覧通路側まで拡張
【シナガチョウの豆知識】
分類:カモ目カモ科 和名:シナガチョウ 学名:Anser cygnoides (Domestic)
原産地は中国で、サカツラガンを改良して家畜化したもの。アヒルよりも体が大きく、嘴の根元にこぶがあるのが特徴。警戒心が非常に強く、見知らぬ人間や他の動物を見かけると大声で鳴き騒ぎ、くちばしで攻撃を仕掛けることから、古来より番犬代わりに飼育されていました。
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