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更新日:2011年2月28日

エゾヒグマ館におけるエゾヒグマの死亡事故に関する調査結果等について

 平成22年度、新たにオープンした円山動物園のエゾヒグマ館にて、2頭のエゾヒグマを分けて飼育・展示していましたが、11月13日(土曜日)15時20分頃、2歳のメス「とわ」が隣接した0歳オスの「カステラ」のいる放飼場に侵入し、遭遇した「カステラ」が死亡するという事故が発生しました。
 飼育・管理を担当する円山動物園と施設整備を担当した建築部にて、事故原因究明のための調査や今後の対策について検討を行いましたので、その内容についてご報告いたします。
 事故当時の施設の調査、飼育・運営管理状況の調査の結果、動物園における飼育員の飼育・管理は通常の手順どおり適切に行われておりましたが、メイン放飼場とサブ放飼場をクマが行き来できないよう、仕切っている高さ約3.8mの鋼製柵に設けた「くぐり戸内部にある鍵のロック機構の不具合」が事故の原因であることが判明いたしました。 このくぐり戸は、室内からワイヤーによる遠隔手動操作で開閉する構造になっており、飼育員が室内のロックレバーをセットしたにも関わらず、放飼場にある「くぐり戸」内部のロック機構が働かなかったということになります。
 事故後の動作検証では鍵のロック機構の部品の一部に変形が認められ、くぐり戸を閉鎖しても鍵が掛かりにくい状況でありました。「とわ」を使って行動を検証した結果からも、「とわ」はサブ放飼場から、鍵が正常に作動していなかったくぐり戸を前足で押し上げ、メイン放飼場に侵入したと推定されます。
 しかしながら、事故当時において、鍵が正常に機能していなかった要因としては、いくつかの可能性は考えられたが、特定には至りませんでした。また、鍵が掛からなかったとしても、未施錠が確認できれば問題を回避できましたが、直接的に施錠状態を確認できる方式となっておりませんでした。
 再発防止のため、事故の原因となったくぐり戸について、今後、鍵が確実に作動し、施錠状態を直接的に確認できる方式に改修を行うとともに、あわせて、更なる安全対策としてクマがくぐり戸を押し上げられないような措置を施す予定です。エゾヒグマ館の観覧再開は安全性の確認と動物の健康状態を見て判断することとなります。
 
 成長が楽しみであった「カステラ」の命を失うこととなり、市民並びに全国の皆様には深くお詫びを致します。また、この開園中の事故がお客様の目の前で起きたことによりまして、目撃された方々には大変な心の痛みを与えてしまいましたことも重ねまして深くお詫びいたします。
 事故直後に設置いたしました「カステラ」の献花台には、連日たくさんの皆様から、お花などをいただきました。心より御礼申し上げます。

平成22年11月22日
札幌市円山動物園長 酒井裕司

""報道発表資料(PDF:817KB)

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電話番号:011-621-1426

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