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リスザルの母子
例年11月から1月にかけてはリスザルたちの出産時期です。
昨年から今年にかけて赤ちゃんたちが次々と誕生し、現在までに11頭の赤ちゃんが生まれ、順調に成長しています。
ところが、他の赤ちゃんたちの誕生から遅れること4ヶ月、4月21日に遅咲きの赤ちゃんが誕生しました。
活発に動く子供たちの中で、まだ振り落とされないよう母親の背中にしっかりとしがみついている小さな赤ちゃんがいますので、ガラス越しに親子の微笑ましくもたくましい姿をぜひご覧ください。
【リスザル豆知識】
霊長目 オマキザル科 英名 Common Squirrel Monkey 学名 Saimiri sciureus
中央アメリカから南アメリカの湿潤な森林地帯に、30~40頭の群れを作って生活しています。熱帯雨林に住み、どちらかというと森の奥深くではなく、川辺の林地帯やサバンナに続く森林のふちで生活しています。樹上生活者ですが、地上性の昆虫を得るために地上におりてくることもあります。
口のまわりが黒く、まるで口に黒いマスクをしているようにも見えるユーモラスな顔立ちで、とてもすばしっこい小型のサルです。尾に物をにぎる能力はないのですが、長い尾を背や首にまわして、体にまきつけている姿を見かけることがあります。
雑食性であり、野生下では果実・葉・木の芽・木の実・昆虫・小鳥を食べ、時にはカエルなども食べます。動物園では、リンゴ・ミカン・ニンジン・ピーマン・レタス・サツマイモ・青菜・バナナ・パイン・ヒマワリの種・パン・ゆで玉子などを与えています。特に、ミールワーム(ぺットショップで売っている甲虫の幼虫)は大好物です。
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