• ホーム
  • 総合案内
  • 施設案内
  • 動物紹介
  • イベント情報
  • ドキドキ体験
  • 環境を学ぼう

ホーム > 動物紹介 > エゾシカ・オオカミ舎 > シンリンオオカミ > シンリンオオカミの死亡事故に関する改善について

ここから本文です。

更新日:2013年2月14日

シンリンオオカミの死亡事故に関する改善について

 

平成25年1月8日(火曜日)、エゾシカオオカミ舎オオカミ外放飼場で、シンリンオオカミのキナコ(メス)が、檻越しに他の個体に噛まれ出血死しました。事故の経緯と今後の改善内容についてご報告いたします。

1 事故の発生状況

 1月8日午後0時45分頃、来園者から「キナコが他の個体に噛まれている」との通報を受け、職員が現場に向かいましたが、キナコは出血のため死亡いたしました。

2 事故発生前の飼育状況

 雄4頭と雌1頭(成メス・キナコ)の全頭同居を行っておりましたが、キナコの足腰が悪くなり一時的な別飼いにした後、平成24年3月にはキナコが耳と首に傷を負ったことから、サブ放飼場にて別飼いとしました。

その後、ジェイ(成オス)とのみ同居を再開しましたが、平成24年5月、ジェイに檻フェンス側に抑え込まれた際、フェンス越しに子供達により耳に外傷を受けたことから、ジェイとの同居も困難と判断し、これ以降は単独飼育を継続しておりました。

別飼い後はフェンス越しにコミュニケーションはとるものの、傷を負うことはないものと判断していましたが、平成25年1月8日にキナコはサブ放飼場から足をフェンスの外に出し、そこを他個体に噛まれ引っ張られた状況となりました。

3 事故発生後の対応

  • オオカミ舎の閉鎖と再開

 檻フェンスを点検し、事故によりフェンスの一部がゆがんでいたことから修復のため閉館し、鉄材により補強を行い1月11日から再開しました。

  • 動物園の連絡先掲示

 緊急時に動物園への電話連絡先が分かりづらいというお客様の声を受けました。そこで主要な動物舎観覧場所に、園内2か所に設置した直通電話の
  位置図とともに当園電話番号を掲出いたしました。

4 事故原因について

 フェンスの目がキナコの足が出る大きさであったことが原因で、他個体との接触がおき、襲われたものです。別飼いのキナコがフェンスから足を引っ張られることまで考慮しておらず結果的に見込みが不十分であったものです。監視ビデオ記録によると、キナコが雪に背をこすりつけた後、フェンス側に体を倒し、ちょうど足をフェンスの目から出す形になり、そこに他個体が寄ってきた状況となっていました。

なお、ホームページ等に出血死の経緯として「当初はじゃれあっているうちにエスカレートし足腰があまり良くないキナコが逃げられなかったものと推測しています。」と記載しましたが、事実確認できない推測表現でありホームページから削除し、その旨説明させていただきました。

5 今後の改善対応

 サブ放飼場は、動物の状態によって別飼スペースとして利用を継続いたしますため、動物同士の接触が避けられるよう、サブ放飼場とメイン放飼場の間の檻フェンスは目を細かくいたします。現在は縦10センチ横5センチの間隔ですが、縦3センチ横3センチのフェンスを被せます。(地面から高さ約1.8m以上まで。今年度中に工事を実施し、一部は融雪後となります。)

 また、来年度には、動物の別飼い収容が適切にできるよう、サブ放飼場をメイン放飼場側に拡大する工事を行うなど、継続的に施設や飼育管理の充実を図ってまいります。

 キナコをこのような形で失う結果となり、皆様には深くお詫びいたします。また、開園中に起きたことで目撃された方には大変な衝撃を与えてしまいましたことも重ねまして深くお詫びいたします。1月末まで設置しました献花台には、連日たくさんのお客様からお花などをいただき、心よりお礼申し上げます。

 平成25年1月15日

札幌市環境局 円山動物園長 見上 雄一

(担当課)札幌市環境局円山動物園飼育展示課長

柴田 電話 621-1426 

このページについてのお問い合わせ

札幌市円山動物園

〒064-0959 札幌市中央区宮ヶ丘3番地1

電話番号:011-621-1426

ファクス番号:011-621-1428