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ホーム > 動物紹介 > 飼育員のおはなし > No12.肌はツヤツヤ、ツルツル、臭いなし~ビルマニシキヘビ~

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更新日:2011年2月24日

No12.肌はツヤツヤ、ツルツル、臭いなし~ビルマニシキヘビ~

マルッとまるごと円山動物園-札幌タイムス掲載記事

肌はツヤツヤ、ツルツル、臭いなし~ビルマニシキヘビ~

ヘビにはどんなイメージを持っていますか。多くの場合は「噛む」とか「ヌメヌメしてそう」とか「締め付けられそう」とかでしょうね。
ビルマニシキヘビの「ふれあい」にくるお客さんもだいたいそういったイメージを持っている人が多いようです。でも、実際にはツヤツヤ、ツルツルで、臭いもありません。
ビルマニシキヘビは温厚な性格で、「ふれあい」に使っているヘビは10年くらい生きています。大きさは3メートルほどあり、お客さんに触ってもらうのには最適の種です。
種類や大きさにもよりますが、ヘビは1カ月から4カ月に1回ぐらいしかエサを食べません。そのため排泄も週に1度程度で、非常に清潔なんです。ばい菌が繁殖しないため無菌状態で、人間と握手するよりきれいかもしれませんよ。おしっこも人間のように液体ではなく、体からなるべくよけいな水分を出さないように、尿酸として白い固形で出すのです。排尿直後は少し柔らかいですが乾燥すると堅くなり、チョークのように字がかけるようになるんですよ。
ヘビは人間と違って、排泄も排卵も1つの穴で済ませてしまいます。ニシキヘビは、この穴の近くに、一対の爪があります。ヘビも昔は足が生えていたけど、進化の過程でどんどん退化し、今では爪のようになって残っているのです。すごく不思議ですよね。
ヘビっていつも舌をチロチロ出してますよね、あれは何をしているか分かりますか?実は、周辺の臭いを嗅いでいるんです。舌の表面にニオイの粒子をつけて、脳でその粒子を分析し、ニオイを判断するのです。空気に触れる面積を多くし粒子をたくさん付けるために、二枚舌なんですよ。
また、鼻先には温度センサーがついていて、暗闇の中でも動物が発する体温を察知してエサを捕まえることができます。そのため、私が近づくときもエサと勘違いして噛まれてしまうかもしれないので、さわる前には靴を差し出し「食べれません」と教えてあげます。
それから、ヘビはとても逃げ足が早いので、触る時はびっくりして逃げないようにするため、つかみ方にコツがあるんです。急に人間の手で触ると変温動物のヘビはびっくりしてしまいますので、徐々に人間に触られる時間を増やしますが、あまりしつこくすると嫌がって逃げてしまいます。飼育員のテクニック次第ですが、「ふれあい」デビューには10日間ぐらいかかりましたね。
ビルマニシキヘビの「ふれあい」は、土日を中心に行っています。今は脱皮間近なので、目が白っぽいです。運がよければ、脱皮の瞬間がみれるかもしれませんよ。
※取材対応:ビルマニシキヘビ担当

以上は平成17年5月~9月まで毎週木曜日に連載された、札幌タイムス「マルッとまるごと円山動物園」7月21日号の記事で、許可を頂き掲載しています。

飼育係のおはなしへ

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電話番号:011-621-1426

ファクス番号:011-621-1428