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ホーム > 動物紹介 > 飼育員のおはなし > No3.大きいウサギ、フレミッシュジャイアント

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更新日:2011年2月24日

No3.大きいウサギ、フレミッシュジャイアント

マルッとまるごと円山動物園-札幌タイムス掲載記事

大きいウサギ、フレミッシュジャイアント

私は道立高校の教師で、今年4月から円山動物園で長期社会研修を行っています。実はウサギの担当になったのですが、3月15日に生まれたフレミッシュジャイアント一家がカワイくてカワイくて…。
フレミッシュはヨーロッパアナウサギが食用に改良された種で、体が大きく耳がピーンと立っていて、性格は温厚で人懐っこい種類のウサギです。成長すると7kgほどになるんですが、自分のその体重が重くて大人になるとあまり動き回らなくなります。
母ウサギのチャイは、3月に13匹を産みましたが、チャイが踏んづけてしまったり、母乳まで辿り着けなかったりして5匹が死んでしまいました。乳房の数を数えると、残った子ウサギの数と同じ8つだから自然って不思議ですよね。
産まれたばかりのころはチャイも子どもを守るために気が立っていたようですが、最近では気も緩んだのか、子どもたちに踏まれようが何しようが「デーン」と構えていて、母の器の大きさを見ているようです。私たちが自分の子どもにお腹なんて踏んづけられたらたまったものじゃないですよね。このおっとりとズシッと構えているところもまた愛らしい。
子どもたちが母乳をもらっている間は、そんなに成長しなかったのですが、お母さんと一緒の物を食べるようになってから急激に大きくなりました。離乳食は、フレミッシュと同じ子ども動物園内の小動物館で野鳥に与えていた残り野菜の小松菜の茎の部分をやっていました。初めは喜んで飛びついてきたのですが、一度小松菜の葉やキャベツを与えたら、そっちの方が美味しいみたいで、今では茎の部分だけ残すんです。でもお腹が空けば食べるみたいで、最終的には残っていないのですが。ご飯をあげる時は鈴を鳴らして、人の出す音に慣れさせているんです。私が鈴を鳴らすと足にすがりついて「はやくくれくれ」ってせがむんですよ。本当にカワイいです。チャイもこの時ばかりは子どもたちを押し退けて一目散に駆けてきます。
チャイと子どもたちは、土・日曜日に一般にも触れられるようにしています。普通のミニウサギでは考えられないほど人懐っこく、噛んだり逃げたりもしないので、お客さんに抱いて貰ったりします。私はお客さんに人気があるのは子ウサギだと思っていたんですが、チャイを抱きたい人も結構多いので驚いています。
お客さんと触れ合った後は、「お疲れ様」というように互いに体を舐めて癒やし合っている姿もほほ笑ましかったです。
※取材対応:円山動物園 ウサギ担当者
※北海道教育庁の平成17年度10年経験者研修の派遣先として当園で1年間受け入れをしています。

ウサギ1

ウサギ2

ウサギ3

ウサギ4

ウサギ6

ウサギ5

以上は平成17年5月~9月まで毎週木曜日に連載された、札幌タイムス「マルッとまるごと円山動物園」5月19日号の記事で、許可を頂き掲載しています。

飼育係のおはなしへ

このページについてのお問い合わせ

札幌市円山動物園

〒064-0959 札幌市中央区宮ヶ丘3番地1

電話番号:011-621-1426

ファクス番号:011-621-1428